「きっと帰るぞ!」黒川在住だった3人(後日、一名が加わり、現在4名)で、黒川の復興を目指し、私設ボランティアセンターを立ち上げました。
2017年7月5日からの集中豪雨により、福岡県朝倉市は甚大な被害を受けました。特に山間地にある高木の黒川地区は、その豪雨の中心部であり、24時間の雨量が1000mmを超えるという、過去に類を見ない雨が集中的に降った場所です。
家屋だけでなく、田畑や道路も至る所で流されてしまい、地区コミュニティの存続までが不安視されています。
黒川地区は、緑豊かで、空気は澄み、清らかな水に恵まれ、たくさんのホタルが自生する自然環境を有する場所でした。その豊かな環境は、一口食べれば、違いがわかるほど、美味しいお米や野菜、梨、桃などの農作物を与えてくれていました。それが、今回の集中豪雨により、壊滅の危機を迎えています。
かろうじて流されずにすんだ農作物でさえ、田畑に流入した土砂が、生育を脅かしています。
今、この土砂をなんとかしなければ、今後、数年にわたり収穫に大きく影響を与えてしまいます。
現在、農家さんは、家族を中心としたわずかな人数で、炎天下の中毎日作業にあたっています。
高木の代名詞である有名な梨も、今、手入れをしなければ、取り返しがつかなくなってしまいます。
住居だけでなく、農業の復活も、生活復旧の重要な要素です。
時間はかかるかもしれませんが、地区の復興に向けた活動を続けていきます。

 

九州北部豪雨 黒川復興プロジェクト 

柏田 智
(かしわだ さとし)

 

黒川復興プロジェクト代表

北九州市出身。4年前に田舎暮らしをしたいと思い黒川へ移住。豊かな里山づくりを目指していた中で、今回の北部九州豪雨にあう。

薙野 泰隆

(なぎの やすたか)

 

朝倉市黒川出身。早朝から林業の仕事をしながら、黒川での生活を行っていた。とにかく、黒川へ帰りたい。その思いで、仕事を辞め、今は復旧活動に専念する。

五十嵐 珠美

(いがらし たまみ)

東京都出身。2016年11月に、黒川を訪れた際、満天の星空と豊かな自然に一目ぼれ、移住を決断。翌年3月に東京より移住後、3か月で数百年に一度といわれる豪雨を経験することになった。

自身で野菜を育てながら、民宿を営む夢のためにも、黒川へ帰るとプロジェクトに参加する。

林 万弓子

(はやし まゆこ)

朝倉市黒川出身。農業を開始するために、現在の住居那珂川から黒川へ移住のためぼぼリフォームが完成した時に被災し全壊。

黒川を地域を守りたい。全国からのボランティアの方のチカラに支えられ、私ができる事を、との思いでプロジェクトに参加する。